事業内容

お客さまがオーダーする金属部品の図面と仕様書から、見積もりと納期を算出し、お客さまの要望に合わせた高品質な製品づくりを行います。

鉄をはじめ、ステンレス、真鍮、アルミ、鋳物など、さまざまな素材の金属切削加工が可能で、丸物から、四ツ爪チャックを用いた異形状、複雑形状の部品、精密・高精度、微細加工の部品など機械部品の加工・製造に広く対応しています。

切削加工には高品質な切削工具を使用し、お客さまの大切な機械部品の加工精度を向上させ、生産効率を高めます。




ナカムラテックの強み

Strengths 01
汎用旋盤で最大3000mmの長物シャフトをつくり出す技術力
当社の旋盤部門ではNC旋盤と汎用旋盤を合わせて7台が稼働しています。 特に得意としているのは、汎用旋盤を用いた一点もの部品の製造です。 汎用旋盤では、ハンドルを回して素材をバイト(刃物)で旋削しますが、ハンドルを回したときの抵抗感やバイトの切れ味を直接手で感じとり、緻密な調整をする技術力は長年の経験を積まなければ身につかないものです。 当社は熟練の職人揃いで、最大3000mmの長物のシャフトを精密な同心度で、びびりも生じさせない高い技術力を有しています。 お客さまに満足度の高い製品を提供し、高い評価を得ています。
Strengths 02
旋盤、フライス、ワイヤーカット、溶接まで自社工場で一貫加工
金属部品の多くは複数の工程を経て製品として完成します。そのため、機械を保有しない工程は協力会社に外注しなければならず、費用や納期の面で追加コストが生じます。 当社は汎用旋盤やNC旋盤、フライス盤、マシニングセンター、ワイヤーカットなど充実した金属加工機械設備を保有し、自社工場で一貫して加工できるため、コストダウンとリードタイムを短縮した製造が可能です。 お客さまの工場機械の急な部品の破損の場合も、ご要望に応じて短納期での部品の修理や製造の緊急対応をしています。
Strengths 03
複数の工程をこなせる多能工の熟練職人揃いで、多品種少量生産を実現
当社の職人は長年の経験と技術を持つベテランばかりで、一つの工程だけでなく、複数の工程をこなせる多能工です。 1人で旋盤加工だけでなく、フライス加工、マシニングセンターの操作、ワイヤーカットなど複数の工程をこなすことができ、少ない人数でも複雑な工程を必要とする加工や、多品種少量の金属加工にも余計なコストをかけずに対応できます。また、職人が他の工程も理解できるため、他の工程での生産効率を考慮した作業ができるようになり、工程全体の効率性も高まっています。


製品紹介

加工技術について

旋盤部門

円柱形の材料を回転し、図面に欠かれた寸法どおりに切削しております。段付き、溝入れ、ネジ加工など何でも加工できます。
ただし、機械に取り付けできる大きさに限ります。
角物でも丸く加工するのであれば問題ありません。また、今では珍しく汎用旋盤を得意としています。

旋盤部門
旋盤部門
旋盤部門
旋盤部門
旋盤部門
旋盤部門



フライス部門

工具を回転し固定した材料を削り加工します。使用する工具が多くて工具を管理することが作業をスピーディーにこなす一番の方法です。
また、2005年導入したマシニングセンタ一には、インデックスを取り付けましたので固定した材料を回転しながら加工すること (4軸制御)も可能になりました。

フライス部門
フライス部門
フライス部門
フライス部門
フライス部門



溶接部門

半自動溶接機とアーク溶接機が主に稼動しております。
TIGやガスの設備も設置しておりますが、あまり使用しておりません。
得意分野は鉄です。ステンレスも溶接しますがアルミや鋳物の溶接はただいま特訓中です。

溶接部門



ワイヤーカット部門

黄銅の細いワイヤ電極をつかって加工物を加工する機械です。微細加工に幅広く利用されるようになり、今後、付加価値をもった分野になります。利点は形状の制約がなく、どんなに固い材料でも高精度の加工ができるという点です。(2007年9月導入)

ワイヤーカット部門
ワイヤーカット部門
ワイヤーカット部門

以上、 わが社の主な機械加工部門の説明ですが、 研磨・焼入れ・表面処理・設計や組立など、知っておかなければならない事はたくさんあります。 今後、 知識をつけるためにも日々努力していきたいと思います。


主な加工材料

鉄(S45C, SS 材, SCM, SK材など) ステンレス各種、 アルミ、真鍮、樹脂など